ノンデザイナーから新米デザイナーのための Bumface BLOG

ノンデザイナーから、新米デザイナーさんに向けて デザインの知識を中心に様々なことを紹介するブログです。

夢だけを見てはダメ!デザイナーのリアルなお金の話をします。

 

初めまして!

Bumfaceと申します。

 

私はグラフィックデザイナーとして仕事をし、

現在は専門学校講師やフリーランスとして簡単なデザインをしています。

 

まずは動画をみて欲しいのですが、動画ではデザイナー(地方/アドバタイジング)のリアルな給料面のお話と、残業についてお話をしています。

 

講師としての経験から、学生にもお伝えしているのですが、

デザイナーを目指すにはお給料や残業などのそれなりの覚悟が必要です。

 

ただ夢見るだけでは、5年後、3年後、下手したら1年経たずに

潰れてしまうかもしれません。

実際に私も潰れてしまった経験があります。

 

そんな経験をこのブログでもお伝えしようと思います。

 

 

デザイナーは稼げるのか

 

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はっきり言うと“稼げない”です。

 

 

 

では新卒でデザイナーとして就職した場合のお給料についてどれぐらいなのか

 

正直なところ私の体感ですが、

公務員の0.5倍〜0.7倍ぐらいです。

 

これに加えてボーナス無しなどがザラです。

 

 

デザイナーの残業時間

 

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これは会社によりますが、

 

私の経験(地方印刷会社グラフィックデザイナー)で話すと、

 

残業時間は忙しくない時で月に20時間〜50時間

 

忙しい時で120時間を超えていました。

 

地方公務員の平均残業時間が15時間と言われているので、

 

かなり長いほうだと思います。

 

 

 

夢だけをみてはダメ・・・

 

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ここまで見て

 

「デザイナーって大変そうだな」

「辞めたほうがいいのかな」

 

と少しでも思ったあなた

 

 

ぜひ辞めておいた方がいいです。

 

 

なぜなら、前述した通り、

給料が少ない残業が多い業界だからです。

 

私はデザインの専門学校に通っていましたが、

 

現在(卒業から約10年ほど経過)もデザインを続けている方はクラスで1割程です。

 

それほど続けていくことが困難であると言えます。

 

 

デザイナーのいいところ

 

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ここまでショッキングなところを書いてきましたが、

 

デザイナーのいいところも上げておこうと思います。

それは以下の3点です。

 

  1. 在宅でも仕事ができる
  2. AIに仕事を奪われにくい
  3. 独立を考えることができる

 

それぞれについて話をしていきます。

 

在宅でも仕事ができる(副業としておすすめ)

 

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デザイナーを名乗る上で

adobe社がサービスを提供している

IllustratorPhotoshopというソフトを扱えるようになることは必須です。

 

フォトショ で加工しといて〜なんて言葉は

割と現代社会の日常会話でも使われるのではないのでしょうか。

 

私の友人の美容師さんもIllustratorを使用してDMを作成している等

本当にポピュラーな存在になっています。

 

そして、このスキルは一生モノです。

 

 

現在では

 

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といったように、IllustratorPhotoshopのスキルを使って

稼ぐサービスがたくさんあります。

 

たとえデザイナーとして挫折しまっても、

そのスキルを活かして稼ぐことができる。

いわゆる副業としてもおすすめです。

 

実際に子育てをしながら副業としてデザインを行っている友人も複数います。

 

 

AIに仕事を奪われにくい

 

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これはよく言われていることなのですが、

AIに仕事を奪われにくい仕事のランキングにデザイナーがランクインしています。

 

https://robo-school.net/future-of-employment-wayaku/より引用

 

AIに仕事を奪われにくいと言うことで、

長く自分のスキルを発揮することができます。

 

 

独立を考えることができる

 

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これが最大の魅力かもしれません。

 

デザインのスキルが身についている=手に職がついている状態

と言うことができますので、

クライアントと円滑なコミュニケーションを取れるようになれば、

 

地方でも月に数100万稼ぐことはできます。

 

 

独立して自分の時間で仕事を行うことも可能です。

 

 

最後に

 

ここまでデザイナーについて

自らの経験を元に解説してみましたが、

いかがだったでしょうか。

 

動画では、デザイナーをぼんやりと考えている方に

おすすめのデザインの領域について語っていますので、

ぜひご覧ください。

 

 

衝撃的な話をしてきましたが、

デザインの分野の大変なところ、良いところを包み隠さず書いたつもりです。

 


この動画やブログをみて、将来デザイナーを目指す人の後押しになればと思います。